アメリカ旅行で気になることのひとつがWi-Fi事情。無料Wi-Fiはどれだけあるのか、どこにあるのか、気になりますね。本記事では、アメリカに住んでいる私がアメリカの最新のWi-Fi事情を紹介していきます。
アメリカにも無料Wi-Fiあり
アメリカは屋内でも屋外でもどこでも無料Wi-Fiがあるのではと私は勘違いしていたのですが、実際にはそこまでありません。
ホテル、主要な空港、スーパー、ショッピングモール、博物館、マクドナルドやスターバックスなどのチェーン店では無料のWi-Fiがあるものの、屋外どこでもWi-Fiがあるわけではありません。
もし、インターネットに接続したい場合には、Wi-Fiがある場所に移動して接続することになります。
無料Wi-Fiがある主なお店リストとスピード
アメリカで無料Wi-Fiを提供しているお店とスピードを紹介している記事を参考に、無料Wi-Fiが使えるお店をまとめました。アメリカ旅行中に無料Wi-Fiが必要な際は、これらのお店に行けば簡単にインターネットに接続することができますよ。
店名 | 業種 | メモ |
---|---|---|
スターバックス | コーヒーショップ | ★オススメ |
タコベル | メキシカン系ファーストフード | ★オススメ |
Arby’s | サンドイッチショップ | ★オススメ |
サブウェイ | サンドイッチ | |
マクドナルド | ファーストヒード | |
ベストバイ(Best Buy) | 電器屋 | |
バーガーキング(Burger King) | ファーストフード | |
コーヒービーンアンドティーリーフ(Coffee Bean and Tea Leaf) | コーヒーショップ | |
ローズ(Lowe’s Home Improvement) | ホームセンター | |
ティムホートンズ(Tim Hortons) | ドーナツ&コーヒーショップ | |
ケンタッキー・フライド・チキン(KFC) | ファーストフード | |
ターゲット(Target) | ホームセンター | |
ダンキンドーナッツ(Dunkin’ Donuts) | ドーナツ&コーヒーショップ | |
パネラ・ブレッド(Panera Bread) | サンドイッチショップ | 時間制限あり |
ウェンディーズ(Wendy’s) | ファーストフード | |
ピーツコーヒー(Peet’s Coffee) | コーヒーショップ |
その他にも無料Wi-Fiが使えるところはあります。最新の無料Wi-Fiスポットを探せるサイトはこちら。
スターバックスの無料Wi-Fiを利用した感想
私はよくスターバックスの無料Wi-Fiを利用しています。週末はブログ執筆、平日は仕事に使うこともあります。
あるサイトでは、スターバックスは無料Wi-Fiのスピードが早いと高評価でしたが、私自身が使った経験からすると、お店によってWi-Fiのスピードがかなり違います。また、お店の混雑具合によっても、早いときと遅いときがありますね。
平日はスケジュールがあわなくてやむを得ず、スタバから仕事のビデオ会議に出席したことも何度もありますが、ビデオ会議は回線スピード的にも少し辛いかもしれません。また、普段は心地よい音楽ですが、まず店内に流れる音楽がビデオ会議の邪魔です。
多くの場合は使えるのですが、たまにつながらないときもあってヤキモキすることも。無料Wi-Fiだけに文句を言えないところが痛いです。
マリオット系列のホテルの無料Wi-Fiを利用した感想
シェラトンやフェアフィールドインといったマリオット系列のホテルの無料Wi-Fiを利用しました。シェラトンはすぐに無料Wi-Fiにつなげることができたのですが、フェアフィールドインは無料Wi-Fiにパソコンをつなげることができませんでした。
ホテルの場所や時間にもよると思いますが、私が滞在して実際に測定した速度は下記の通り。
ホテル名 | 上り速度(Mbps) | 下り速度(Mbps) |
---|---|---|
カリフォルニア州の某シェラトンホテル | 1.1 | 0.5 |
カリフォルニア州の某フェアフィールドインホテル | 3.8 | 8.8 |
(参考)カリフォルニア州の自宅 | 466.7 | 12.2 |
動画やSNSを見る程度だけだったのであまり速度の遅さは気になりませんでしたが、こうしてみてみると、高級ホテルのシェラトンホテルでも速度はかなり遅めですね。
無料Wi-Fiを利用するメリットとデメリット
無料Wi-Fiはなんといっても無料というメリットがある一方で、下記のようなデメリットがあります。
- ほしいときに無料Wi-Fiを見つけることができないリスクがある
ー 外出先で地図アプリを見ようと思ったらWi-Fiがなくて現在地や行き方を確認できない可能性があります。 - スピードが遅い場合がある
ー お店の回線や混雑によってとんでもなく遅い場合があります。私もアメリカのスタバで何度これを経験したことか…。たまに、Wi-Fiが故障して使えない場合もあります。 - セキュリティが低く個人情報を盗まれるリスクがある
ー ホテル予約などクレジットカード番号を入力する場合、通信の傍受や盗み見をされて、個人情報を盗まれるリスクがあるので、私は公共の場の無料Wi-Fiでは絶対にオンラインショッピングは行いません。
無料Wi-Fiはちょっとした調べ物には便利ですが、旅行中にホテルや飛行機の予約、もしくはワーケーションなどで仕事を行う場合には、回線が不安定だったり脆弱なときがあるので、ビデオ会議を行うことができない可能性もあります。
私もアメリカに住んでおり携帯電話を使っていますが、無料Wi-Fiを使うのはホテル、スタバ、空港だけです。その用途は、ちょっとした調べ物をしたり、Twitterをするだけ。理由は、通信が遅いことが多く、セキュリティが不安であるためです。仕事を行うときは、必ずVPNという通信を暗号化するセキュリティ技術を使って仕事や個人情報が盗まれないようにしています。
アメリカ旅行中もいつでも安定したWi-Fi環境がほしい方にオススメ
アメリカ旅行中もいつでもどこでも、安定したWi-Fi環境がほしいという方には、Wi-Fiルーターをレンタルして行くことをオススメします。
アメリカで使えるグローバルWiFiを見てみる(割引キャンペーン実施中)