アメリカ在住の「みりん」です。ご存知の通り、アメリカは車社会。
アメリカ旅行の際に、レンタカーを借りて観光する方も多いハズ。そんな方のために、アメリカでのガソリン給油の方法について紹介します。
実は私も渡米当初はガソリンをどうやっていれたらいいかがわからず、ドキドキしていました。ガソリンをいれてもらったらチップをあげないといけないのかなとか…。これから旅行する方の参考になると幸いです。
アメリカのガソリンスタンド
車社会なので、街のいたるところにガソリンスタンドがあります。
多くは、フリーウェイと言われる高速道路の出口付近にあることが多いです。
Googleマップで、「Gas Station」と検索すれば、最寄りのガソリンスタンドが表示されますよ。
大通り沿いではなく、少し一本入ったところにあるガソリンスタンドの方が、価格が安めのことが多いです。
間違えないで!アメリカのガソリン種類は3種類
アメリカのガソリンの種類は3種類(レギュラー・ミディアム・プレミアム)です。
普通車であればレギュラー、高級車であればプレミアムとおぼえておけば大丈夫かと思います。
上の写真はコストコのガソリンスタンドですが、2種類しか売っていませんでした。
しかも、プレミアムのオクタン価が微妙に低い…
夏は高い!アメリカのガソリン価格
日本と同じくガソリンスタンドの入り口にある大きな看板に、ガロンあたりの価格が表示されています。
1ガロンは3.785リットルですので、ガソリンが高い!と驚かないでくださいね。÷4をした値段が日本の価格に近いです。
ガソリン価格は、ガソリンスタンド・州・時期によって変わります。
例えば、州税が高いカリフォルニア州は全般的にガソリンの価格が高い傾向にあります。
また、アメリカの夏休みにあたる5月末〜8月までは一般的にはガソリンの価格が上がると言われています。
ガソリン価格はGoogleマップで、「gas station」と検索すると、自分が現在いるエリアのガソリンの価格が表示されます。
経験的には、コストコ会員であればコストコのガソリンが最も安いことが多いです。
週末や夕方は長蛇の列ができていることが多いので、平日か休日の早朝がおすすめです。
(2020年10月11日追記)読者の方より、日本のコストコ会員でも、コストコの係員に日本の会員カードを提示すれば、購入できることがあるとの情報をいただきました。
ありがとうございます。
しかし、アメリカのコストコのガソリンは、アメリカの会員限定。
残念ながら、日本のコストコ会員の方が旅行中に、アメリカのコストコでガソリンを購入することはできません。
注意:日本の会員であっても、店舗であれば入店&購入することができます。
写真で解説!アメリカのガソリンの給油方法
アメリカのガソリンの給油方法はほとんどセルフです。
慣れないと緊張するガソリンの給油ですが、慣れれば簡単です。
アメリカに来てからセルフじゃないところに行ったことがないんだけど、いまだにセルフじゃないフルサービスのところはあるんだろうか…
1.まずクレジットカードを挿して、すぐに抜きます。
日本とは違ってクレジットカードを挿したままにはしません。
挿したら、1秒後くらいにスッとすぐに抜きましょう。
注意:極まれに挿したままのところがあります。
2.郵便番号などの入力を求められます。
アメリカの郵便番号は6桁ですので、6桁を入力します。
日本のクレジットカードの場合は、おそらく郵便番号を入力してもオーソリが通らないと思います。
従って、併設のショップに行って支払いを済ませる必要があります。
併設ショップでは、「X番のパンプ」で「ガソリンの種類」「購入予定のガソリン量」を伝えます。
お店によってはこの支払で、日本発行のクレジットカードを利用することができます。
できない場合は、現金でお支払い。
その後、スタンドに戻って4番へ。
自分の車を離れる際には、たとえそれが30秒でも必ず、鍵をかけて、貴重品をもって行ってくださいね。ここはアメリカ、盗難にあう可能性があります。
3.クレジットカードが認証されたら、ガソリンの種別を選びます。
私は普通車なので、レギュラーを黄色いボタンを押して選びます。
4.ガソリンの給油パイプを取って、ガソリンの給油をはじめます。
ガソリンの給油はレバーをひいて行います。
レバー部分に留め金があり、満タンになったら給油が止まる仕組みもついています。
アメリカでは、人によってはエンジンをかけたまま、ガソリンを入れる人がいるんですよ…同僚もそのタイプで、こわッて背筋が凍りました。
5.満タンになると、ガソリンの給油が止まるので、ガソリンの給油パイプをスタンドに戻します。
6.レシートが出てくるのでレシートを受け取り、終わり!
ガソリンスタンドでの支払い方法は?日本のクレジットカードは使える?
アメリカのガソリンスタンドは、場所によってはクレジットカードが使えなかったり、追加料金が加算されることがあります。
Shell、76などメジャーなガソリンスタンドはクレジットカードを使えますが、ARCOはクレジットカードを使えません。
また、クレジットカードが使えても、価格が安いガソリンスタンドは、クレジットカードを使うと追加料金を要求されることが多いです。
そんなときのために、現金をいくらか持ち歩いておくと安心ですね。
現金で払う場合も、ガソリンスタンド備え付けの売店に行って、お金を前払いしてガソリンを給油します。
残念ながら、日本のクレジットカードは使えないことが多いです。
日本のクレジットカードで払うには、ガソリンスタンド内にある売店に行って、ガススタンドの番号と必要なガソリンの量(例:10ガロン)を伝えて支払いを行います。
汚くて危ないらしい…ガソリンスタンドのショップの様子は?
アメリカのガソリンスタンドのショップも、ジャンクなアメリカの食べ物が売っているので少し見て回るのも楽しいと思います。
アメリカに住んでいると、ジャンクすぎて、ガソリンスタンドで何かを買おうとか、食べたいとは思いませんが、最初にアメリカに行ったときは、ガソリンスタンドのショップが「アメリカ」っぽくて感動しました!
アメリカ在住25年の夫が言うには、アメリカのガソリンスタンドは、「汚い」「強盗にあいやすい危ない」、そして「タバコを買うところ」らしいです。
安全面を考慮しても、ガソリンスタンドに行く場合は、なるべく明るい昼間に行くようにしたほうが良いですね。
アメリカのガソリンスタンドは、トイレもありますが、あまり期待しないでください。
ドライブ中にトイレに行きたくなったら、セイフウェイなどのスーパーか薬局・スタバのトイレがオススメです。
まとめ|慣れれば簡単、アメリカでのガソリン給油。ただし、危険な場合もあるので明るい昼間にガス補給を!
アメリカのガソリンスタンドでのガソリンの入れ方・給油方法を紹介しました。
アメリカで車を運転できると、かなり色々な場所に行けるようになります。
特に国立公園など、アメリカの雄大な自然を味わうには車が必須!
アメリカ旅行前に復習しておいてくださいね〜。