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デスバレー近くの廃墟に誰が作った?「GOLDWELL MUSEUM」

デスバレーから約40分ほど運転したところにある、廃墟「ライオライト」のすぐ近くにある博物館「Goldwell Open Air Museum」に行ってきました。砂漠の中に佇む芸術作品群。なかなか、雰囲気があってよかったです。ライオライトの見学前後に立ち寄ってみると良いと思います。

GOLDWELL MUSEUMの基本情報

GOLDWELL MUSEUMへのアクセス方法と行き方

ネバダ州の廃墟「ライオライト」のすぐ近くにある屋外型のミュージアムです。公共交通機関はないので、レンタカーなどの車を運転して訪れるしか方法がありません。

駐車場らしきものがあるので、そこに無料で駐車。作品が飾ってあるエリアを徒歩で歩いて回りました。といっても、そんなに広くはないのでそんなに歩かなくても大丈夫です。

GOLDWELL MUSEUMの歴史

元々は1984年にベルギー人アーティスト「Albert Szukalski」が「最後の晩餐」と題した彫刻を設置したのがはじまりです。その後、ほかのベルギー人アーティスト3名によって6つの作品が追加されました。

GOLDWELL MUSEUMの様子と雰囲気

砂漠の中に突如現れる彫刻の数々。昼間ならいいですが、夜にこれをみると幽霊と間違えそうなぐらいちょっと不気味な感じがありました。近くにある廃墟の町を観光前後に立ち寄るといいですね。こんな砂漠の真ん中の誰もいないところに、ぽつんと芸術作品が展示してあるのはなかなか感慨深いです。

その他にも廃墟がいくつか…。廃墟の中を見てみるのは、当時のアメリカの暮らしを想像できるので興味深いです。こちらはかなり壊れてしまった廃墟。

まだ形が残っている廃墟。廃墟だけど、なんだか絵になります。

こんなベッドが朽ち果てた姿があったり…。

暖炉があったり。

GOLDWELL MUSEUMの展示物

The Last Supper / Albert Szukalski

Goldwellを代表する作品。かの有名な最後の晩餐をモデルにした彫刻作品。砂漠の中にポツンと佇んでいる様子が、迫力もありましたが、逆に不気味にも感じました。

Ghost Rider / Albert Szukalski

最後の晩餐と同じくAlbert Szukalskiによる作品。地元の人が自転車を寄贈したようです。

Lady Desert / Dr. Hugo Heyerman

ギリシャの彫刻を参考にして作られた作品らしい。

Icara / Dre Peeters

ギリシャ神話に出てくるイーカロスをモデルにして作られた作品。イーカロスの説明はこちら

Tribute to Shorty Harris / Fred Bervoets

ショーティ・ハリス(伝説の鉱山労働者)とペンギンをモチーフにした作品。砂漠の中のペンギンで、アーティスト自身の場違い感を表現したかったらしい。

Sit Here! / Sofie Siegmann

元々はラスベガスのLied Discovery Children’s Museum用に作られた作品。2007年にGoldwellに移送された。

Rhyolite’s District of Shadows / Eames Demetrios

Serving Ghost / Albert Szukalski

2010年に寄贈されたAlbert Szukalskiの作品。

1000 in 1 Cranes / Cierra Pedro

千羽鶴からイメージして作られた作品。千羽の鶴をあわせたサイズで、一羽の鶴を表現している作品。

まとめ

わざわざ見に行くほどではないとは思いますが、「ライオライト」を訪れたときについでに立ち寄ってみるといいと思います。砂漠の中にポツンと飾られているだけで、屋内の博物館でみるものとはまた違った迫力があります。特に「最後の晩餐」の彫刻は今でも心に残っているほど印象深い作品でした。

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