サンフランシスコ郊外の街チコにあるファンタムフォールズ(Phantom Falls)に行ってきました。
断崖絶壁から流れる滝が印象的で、以前から行ってみたいと思っていた滝のひとつです。
滝までのハイキングは片道約1時間。ある意味忘れられないハイキングになったので、その様子を紹介していきます。
ファンタムフォールズの基本情報
- 住所:Oroville, CA 95965
ファンタムフォールズへの行き方・アクセス方法
チコ市内から車で約30分です。ただし、Google Mapsが示す駐車場の場所が違っているので注意が必要です。
Googleマップでは、駐車場は70号線からFlag Creek Rdを入った場所と表示されていますが違います。CherokeeRd側(地図)にまわってください。私達も、Flag Creek Rdに行って、違うと書かれた看板(上の写真)を見て、車1台がギリギリ通れる細い山道をぐるっと回って、CherokeeRd側にまわりました。
Cherokee Rdは下記のような道で、山のてっぺんのだだっ広い場所に駐車場がありました。
私達が訪れたのは5月末の週末。評価サイトでは駐車場がたくさんあると書かれていましたが、私達が訪れた際には駐車場は閉鎖。路上駐車をするように書かれていました。
駐車場はアスファルトの道路沿いの舗装されていない場所です。少なくとも10台くらいは停めることができそうなスペースがありました。
ハイキングの様子と雰囲気
ファンタム滝までは、片道約1.8マイル(約1時間)のハイキングです。途中、渓谷を超える必要があるので少しだけ下りと上りがありますが、そこまで高低差がきつくありません。ただし、ハイキングは辛かった。というのは、5月末はとにかく日差しがきつく、温度がグングンあがったためです。バッタが飛び交う灼熱の草原のハイキングという、忘れがたいハイキングでした。
駐車場のすぐ近くに人が通ることができる旧式の回転ドアのような入り口がありました。
そこからどの方向に向かってあるけばいいかは正直わかりにくいです。私たちも帰ってきたときに、これから向かう人達にこの方向であっているのかと聞かれたぐらいです。また、普通は人が歩いたあとの小道がみえるはずですが、全く見えません。
できれば、Googleマップスのような地図アプリを開きながら歩くのをおすすめします。
5月末の草原は歩くと、バッタが大量に飛び交っていました…。私も小さい頃は、バッタをつかまえて遊んでいましたが、この量のバッタはすごかったです。
5分ぐらい歩くと、小川のほとりに広がった緑色の草原の中に小道が見えてきました。枯れ葉だらけの草原を歩いてきたので、緑があるとホッとします。
ここからは小道に沿って歩いていきます。
しばらくすると、大きな木が何本かたっている場所を超えたあたりに、ファンタムフォールズはこちらという看板がたっていました。ファンタムフォールズに向かうには、その看板を左手にして、右側に曲がって少し登っていきます。
さらに道に沿って歩いていくと、次の看板が見えてきました。
そして、崖が正面に見えてきました!ついにファンタムフォールズか?と思ったほど。
全く水が流れていません…。あぁ、ここがファンタムフォールズの場所だけど水が枯れてしまったのか残念と思っていたら…その広場のすぐ脇に、夫がこんな小道を見つけました。
ここからは下って渓谷を超えて、向かいのエリアに向かいます。下っていくにつれて、緑が増えて、バッタが減ってきました。下まで下ったところに、看板があり、滝が登場!残念ながら水量はわずかでしたが、少しだけ滝の雰囲気を感じることができました。
さらにそこから進んでいくと、上り坂。大した上り坂ではないので辛くはありません。
しばらくすると、さらにもうひとつのフェンスが見えてきます。フェンスを超えて、歩いていきます。
さらに、分かれ道が。これは迷った!どちらに進めばいいのか、本気で迷いました。
草原をすすんでいくと崖の前に看板が!ここがついにファンタムフォールズのようです。
ただし、立派な崖は見る価値はありました。でも、やっぱり水が流れている季節に来たかったですね。
帰り道は戻るだけなので、辛くはないですが、この炎天下でのハイキングはかなり体力が消耗。修行のようなハイキングでした。最初はバッタが気になってギャーギャー言っていましたが、帰り道は疲れすぎて、バッタもあまり気にならなくなっていました(笑)
まとめ|水が消える滝「ファンタムフォールズ」
ファンタムフォールズは、カリフォルニアの雨季があける3月末に訪れるのがおすすめです。
5月末に訪れた際には、水が枯れきって、かつ40度近い中でのハイキングは体力を消耗しました。
水が流れている季節に訪れて、ぜひ私達の代わりに絶景を堪能してください!