ヨセミテ国立公園に行ける公共交通機関「YARTSバス」

みりん

3年前

ヨセミテ国立公園と周辺の街を走っている公共バス「YARTSバス」について調べました。

ヨセミテに行くのに車は使いたくない、公共交通機関で行きたいという方にオススメの記事です。

夏のヨセミテは交通渋滞がスゴイですし、冬のヨセミテは路面が凍結してチェーンが必要になるほど。景色をしっかり楽しみながらヨセミテを旅したいという方にオススメの交通機関です。

Yartsバスとは

ヨセミテバレーと周辺の街をつないでいる公共の交通機関（バス）です。正式名称はThe Yosemite Area Regional Transportation System（YARTS）。写真のような青い大型バスがそのYARTSバスです。ヨセミテ内でもよく見かけました。

多くのバスはヨセミテを訪れる人が多い夏を中心に運行しています。

路面が凍結してチェーン規制が行われる冬も走っているバスもあるので、特に冬に訪れる場合にはYartsバスを利用する機会も増えるはず。

Yartsバスには4つのルートがあります。下記の2〜4は夏季のみのルートです。

秋や冬にヨセミテまでバスで行く場合には、Merced（マーセド）からHwy140を走るバス（1番のルート）を利用する必要があります。

Merced（マーセド）空港から140号線沿いにバス停がいくつかあります。主に街やホテルに泊まりながら進むルートのようです。

2021年11月現在のYartsバスの乗車運賃（往復）は下記の通り。

マーセド↔ヨセミテバレー　$39
マリポサ↔ヨセミテバレー　$21
エルポータル↔ヨセミテバレー　$13

マーセドとヨセミテバレーは車で片道1.5時間（約110km）の距離なので、片道$20・往復$39というのは妥当な値段かなと感じます。

また、YARTSバスの運賃はヨセミテへの入場料金を含んでいるとのことですので、かなりお得な値段設定だと思います。

All YARTS fares into Yosemite include the park entrance fee.
https://yarts.com/how-to-ride/

2021年11月現在、マーセドとヨセミテバレーをつなぐバスの本数は1日6本。うち始発の1本（140−1）は週末や休日には運休になるので注意が必要です。

時刻は朝5時〜10時台と夕方17時台に集中しているので、出発時刻に気をつけて計画をたてる必要がありそうです。

この写真は、マリポサで撮影したバス停の写真です。棒のてっぺんに「YARTS」と書かれているので、この棒がバス停だとわかりました。

さらに、Yosemite View Lodge内にあるバス停はコチラ。こちらは、もうちょっとバス停らしいですね。「Yarts」の文字が入った時刻表の他に、「Bus Stop」の看板が掲げられていました。

なお、バス停によっては自家用車を駐車するスペースが設けられている場合があります。特に、路面が凍結する冬の間は、自家用車でマーセドかマリポサまで行って、あとはYARTSバスでアクセスするというのもいいですね。自家用車の駐車スペースに関しては下記のページをご覧ください。

事前予約か、当日バス停から予約無しでのることも可能です（ただし空席がある場合）。