アメリカ国内線でアラスカ航空のファーストクラスに搭乗しました。
普段ならファーストクラスなんかに乗れない私ですが、マイルを使って旅行をしようと航空券を探していたら、なんと便によってはファーストクラスのほうが、エコノミークラスより安い!
ということで、アラスカ航空のファーストクラスに搭乗してみることにしました。
本記事で、ファーストクラスの様子を紹介していきます。
今回搭乗したアラスカ航空の基本情報
- 搭乗路線:サンフランシスコ発—ニューアーク・リバティ国際空港(EWR)
- 便名:AS 334
- 搭乗クラス:夢のファーストクラス
- 機体:Boeing 737-900
- 片道:25,000マイル(アメリカン航空のマイルを利用して予約)
アラスカ航空のチェックイン
国内線は普通2時間前からのチェックインだと思っていましたが、今回は早めに3時間前にサンフランシスコ空港のチェックインカウンターに行ったところ、すでにカウンターが空いており、離陸時刻の3時間前にチェックインをすることができました。
ファーストクラスだったため、荷物の預け入れは無料でした。
しかし、他社のマイルで予約した場合、アラスカ航空のエコノミークラスを予約した場合は、荷物の預け入れ料金が課金されるとのことです。
アラスカ航空の空港ラウンジ
ファーストクラスのチケットは、もれなく航空会社のラウンジに入ることができるはずです。
残念ながら、2019年3月末現在、サンフランシスコ空港にはアラスカ航空のラウンジはありません。
2020年にはアラスカ航空のラウンジが、サンフランシスコ空港のターミナル2にできるとのことでした。((https://www.alaskaair.com/content/airport-lounge
))
アラスカ航空のラウンジがない場合であっても、他の空港であれば、アメリカン航空のラウンジに入れるようです。
しかし、なぜかサンフランシスコ空港だけは、アメリカン航空のラウンジ(Admirals Club)に入れないと公式サイトに書いてありました。
当日、なぜアメリカン航空のマイルでファーストクラスのチケットを予約しているのに、アメリカン航空のラウンジに入れないのかとアメリカン航空のラウンジで聞いてみましたが、明確な説明は得られませんでした。
今回学んだのは、ファーストクラスに乗るなら、アラスカ航空のラウンジがある空港発の飛行機にのることが、最大限にファーストクラスの特権を楽しむコツですね。
アラスカ航空のラウンジがあるアメリカの空港は下記の通りです。
- アンカレジ(ANC)
- ジョンFケネディ(JFK)
- ロサンゼルス(LAX)
- ポートランド(PDX)
- シアトル(SEA)
最新情報は、アラスカ航空の公式サイト(https://www.alaskaair.com/content/airport-lounge/location-and-hours)をご確認ください。
アラスカ航空の座席指定
アメリカの航空会社は、通常であれば航空券を購入した時に座席を指定することができますが、他社のマイルで予約をしたためか、座席指定を前日まで行うことができませんでした。
24時間前のオンライン・チェックイン時に座席を指定しました。
アラスカ航空のファーストクラスの座席の様子
最初の5列ぐらいがファーストクラスだったと思います。
エコノミーは3席—3席で並んでいましたが、ファーストクラスは2席—2席という並びだったので、ひとりひとりのスペースがかなり大きめです。
幸いにも私達は1列目の席を確保できたので、足を十分に伸ばせるスペースがありました。
1列目の壁は、一面アラスカの伝統的な工芸品なのか、絨毯ばりになっていました。
ファーストクラスの場合は、席と席の間に小さなテーブルがあり、小物を置けるようになっていました。
更に、席と席の間の下の方に電源口が1人ひとつずつあり、パソコンや携帯電話の充電を行うこともできました。
アラスカ航空の機内食
機内に乗り込むと、まずはウェルカムドリンクとして、シャンパンが提供されました。
ANAだったら、ガラスのグラスで出てきたなぁと思いながら、プラスチックのカップに入ったシャンパンをいただきました。
アメリカ国内線は、エコノミークラスの場合は軽食が提供されません。
もらえるのは、水やオレンジジュースなどのソフトドリンクのみです。
今回は、ファーストクラスに限り無料で軽食が提供されました。
といっても、夜11時発・朝7時着のレッドアイとよばれる深夜便なので、変な時間に食べても胃がもたれるだけですが、めったにない機会だからと、お腹も空いていないのに軽食を注文していまいました。
軽食はスープとサンドイッチ。
かなり量は少ないですが、これが美味しかった!
思わず横にいた主人と、「美味しい!」と顔を見合わせたほどです。
軽食の間も、フライトアテンダントの方は気を配ってくれていて、軽食と一緒に頼んだ赤ワインのおかわりを並々とついでくれました。
レッドアイだったので体力的には疲れましたが、シート・機内サービスを含めて快適に過ごすことができました。
アラスカ航空はこんな人におすすめ
アラスカ航空は、視界の悪いシアトルを本拠地としているだけあって、かなり技術開発にお金をかけていると聞いたことがありますが、この日のフライトでも安定感はあったような気がします。
サービスの品質に関して言うと、悪評高いユナイテッド航空よりはいいとおもいますが、アメリカの航空会社なので、あまり期待しないほうがいいです。
アメリカの航空会社で一番オススメは、アラスカ航空に吸収されたVirgin Americaでしたが、Virgin Americaほどではないにしても、アメリカの航空会社中では悪くないと思います。