滝が大好きなみりんです。今回は、2021年5月末に訪れたラッセン火山国立公園のなかのキングスクリークフォールについて紹介していきます。
往復約5km弱のハイキングが必要ですが、絶景をみながらのハイキングは気持ちがよかったです。
ラッセン火山国立公園を訪れたら見てほしいスポットのひとつです。写真入りで詳しく解説していきますね。
キングスクリークフォールの基本情報
- 住所:Lassen Volcanic National Park , CA
- 電話番号:(530) 595-4480
- 公式サイト:
- ハイキング:3マイル
- 落差:213メートル
- 駐車場:なし(路上駐車)
キングスクリークフォールへの行き方・アクセス方法
ラッセン火山国立公園の中にあります。普通車で入場する場合は、30ドルを支払う必要があります。
ラッセン火山国立公園の中の道路89号線沿いにあり、ハイキングのスタートポイントあたりに路上駐車を行い、片道約1時間のハイキングをして滝にアクセスすることができます。
路上駐車は約20台〜30台が止められるぐらいのスペースがありました。お手洗いは見つけられなかったので、ハイキング前にお手洗いに行きたい場合は、近くの場所でお手洗いに行ってからハイキングを開始することをオススメします。
キングスクリークフォールの様子
滝の落差は213メートル。滝が少ないカリフォルニアでは、それなりに水量もあるきれいな滝です。
滝の豊富な日本の感覚で訪れると、普通の滝かもしれません。ただし、滝にいたるまでのハイキングが絶景です。景色を楽しみながら、滝もついでに見るぐらいの感覚で訪れると良いと思います。
キングスクリークフォールへのハイキング
思っていたよりも、きつかったというのが正直な感想です。滑りやすい場所もあるので、ハイキングシューズは必須です。また一部、階段の勾配がきつい部分もありました。たっぷりの水と小腹が空いたとき用のスナックをもっていくことをオススメします。
道路沿いに、「Kings Creek」の看板がたっているところからハイキングをスタートしました。5月末の暖かい日でしたが、雪がまだ残っていました。
ハイキングの全長はコースにもよりますが片道1.1km〜1.6km。一部が一方通行の場所があるので、行きは長めの1.6km、帰りは短めの1.1kmです。距離からすると大したことはないですが、実際に歩いてみるとコレ以上の長さに感じました。
最初は平らな道のハイキングですが、一部に雪が残っていました。雪の上が歩きにくい…。かなり滑りやすくなっていました。道もわからないので、写真にもうつっている赤い旗をたどって歩いていきました。
ぞうりみたいな靴できている人もいましたが、あの靴ではこの雪道は相当厳しいと思います。
暫くすすむと、高台の開けた場所に出ました。ここからの景色は絶景!どこまでも続く緑の森の景色を楽しむことができました。ここでしばらく水分補給。
ここから先は下り道。小石が多く滑りやすいので注意が必要です。前を歩いていたグループは、何人かが滑っていました。しっかり滑り止めがあるハイキングシューズを履いてきてよかったと思った瞬間。
ふもとにおりるほど緑が増えてきて、小川の上に木が渡してあったりと、冒険気分を味わいながら歩いていきました。小川の水が本当に綺麗です。
さらにしばらく歩いていくと、ついに滝の展望台が!滝は斜め横から見ることができるようになっていました。展望台は2つあり、手すりもしっかりと作られていました。
こちらが展望台からの滝の様子。
どうやって降りたのか、滝の下に降りている若者もいました。滝の下に通じる道は整備されていなかったので、滝の下に降りるのであれば注意が必要です。
きた道をもどるだけですが、一部だけ一方通行の道があり、帰りしか通れないルートがあります。この写真の看板に書かれている「Cascades Foot Trail」が帰りしか通れない道。0.3マイルの近道というのは魅力的ですね。帰りはこの道を通っているハイカーが多かったです。
「Cascades Foot Trail」を進んでみると、こんな階段が…。基本的には、「Cascades Foot Trail」は川の横をあるいていくのですが、この階段が辛い。息がきれぎれになりながら、登っていきました。多くの人が、途中で何度も立ち止まって息を整えながら歩いていました。
救いはこの階段のすぐ横が川(滝)なので水の音をきくことができること。それでも、辛かった。ただし、この川は本当にきれい。滝よりもこの川の方が見る価値があったかもと思うぐらい、川がきれいでした。
キングスクリークフォールへのハイキングの持ち物
勾配がきついエリアがあったり、季節によっては雪が残っているので、それなりに持ち物を揃えていったほうが良いと思います。間違っても、ビーチサンダルで散歩しようとは思わないほうが良いです。
- ハイキングシューズ
- 水
- スナック
- ハイキングステッキ(あると良い)
- 帽子(日差しがきつめ)
- 雪用の底
- バックパック(グレゴリー社の18リットルリュックがオススメ)
まとめ|キングスクリークフォールへのハイキング
ラッセン火山国立公園の中にある滝「キングスクリークフォール」を紹介しました。個人的には、疲れたけど言ってよかった滝でした。翌日は、ふくらはぎが筋肉痛になってしまいましたが、夫も私も満足するハイキングができましたよ!