【意外】高い安全性!アメリカのウルトラ格安航空会社(LCC)【フロンティア航空】

フロンティア航空って聞いたことありませんよね?

私も聞いたことありませんでした。

「アメリカ国内便を検索したら、フロンティア航空(Frontier Ariline)っていう変な航空会社がでてきた。どんな会社?」

「預入荷物のポリシーは?」

「機内の様子は?」

という疑問に、実際にフロンティア航空の飛行機に乗った経験をもとに紹介していきます。

目次

フロンティア航空の基本情報

聞いたことありませんよね?私も、最初は怪しい航空会社だと思っていました。

しかし!

調べてみるとアメリカで人気がある旅行者向けサイトthe Points Guyでも、アメリカのベストエアラインとして堂々の5位にランクイン

イギリスの新聞社The Telegraphの記事でも事故を起こしていない会社として紹介されている((参考:The airlines that have never had a plane crash))、超優秀な格安航空会社(LCC)であることがわかりました。

設立は1994年。

2003年の破産を乗り越え、2013年にはウルトラローコストキャリア(ULCC)に方針転換して大成功

今では、利益率の高いLCCとしてビジネス的にも成功を収めています。

なぜ、私はこんな超優秀なLCCを知らなかったんだろうとフロンティア航空の路線情報を調べてみたら、アメリカ・メキシコを中心に飛行機を飛ばしていることが判明。

特に、デンバーとオーランドはルートが多そうです。

フロンティア航空のチケット予約方法

フロンティア航空の価格は、スカイスキャナーで検索することができます。

私は、まず航空券の検索サイトで最安値がフロンティア航空であることを確認して、フロンティア航空のWebサイトで直接予約しました。

予約した、アメリカ・ラスベガスーアメリカ・サンノゼ間のチケットは激安価格。

デルタ空港などが約$200(約20,000円)しているなかで、たった$27+税金(約3,000円)でした。

もちろん直行便です。

6分の1の価格って、信じられません!

フロンティア航空の座席指定は有料 

LCCですので、席の指定は有料。

座席指定をしない場合は、チェックインした時に自動的に席が割り振られます。

できるだけ、一緒に予約をしたグループのメンバー同士が近くなるようにしてくれるようですが、保障はされない点はリスクですね。

心配な方は、追加料金を払って座席の指定をすることをおススメします。

フロンティア航空の預け入れ荷物ルールは厳しい

フロンティア航空は少しきびしめの預け荷物のポリシーを持っています。

3つの荷物カテゴリ(機内持ち込み、預け入れ荷物、小さな機内持ち込み)があり、パーソナルとよばれる小さい機内持ち込み用のバッグを1つだけ無料で持ち込むことができます。

大きさがイメージしにくいですが、普通のリュックであればパーソナルとして無料で持ち込めます。

しかし、旅行用の大きめバックパックや小型のスーツケースは、機内持ち込みに分類されてしまうため、追加料金を支払う必要があります。

荷物は下記のようにカテゴリ分けされています。

1.Carry-On(機内持ち込み)

  • 大きさ:奥行き10″x幅16″x高さ24″、
  • 重量:35lb以下
  • 料金:有料

2.Checked Bag Sizes(預け入れ荷物)

  • 大きさ:縦横奥行きが合計62″以下
  • 重量:50lb以下
  • 料金:有料

3.Personal Item(小さな機内持ち込み荷物)

  • 大きさ:8″x18″x14″
  • 重量:指定なし
  • 料金:無料

もし、少し大きめのバッグを持ち込んだり、預ける場合は、航空券を購入したときに、一緒に荷物の料金も支払ってしまうのが一番安いです。

24時間前・オンラインチェック時・空港の順に荷物の料金も段々と上がっていくので、大きめのバッグを持ち込む必要があるとわかった時点で、支払いを済ませてしまうのがオススメです。

ラスベガスーサンノゼの1時間のフライトの場合、Checked Bag(預け入れ荷物)で$30(航空券購入時に支払い)でした。

なぜか、機内持ち込みより預け入れ荷物の方が安かったので、預け入れ荷物のオプションを選択しました。

空港で、パーソナルアイテムとして持ち込むバックパックの大きさがチェックされるかなとドキドキしていましたが、ラスベガス空港ではバッグの大きさに関してはノーチェックでした。

よっぽど大きいものだけ、チェックを受けると予想します。

フロンティア航空のチェックイン方法

Webか空港にあるチェックインの機械でチェックインします。

空港のチェックインでは、無料で搭乗券を印刷することができます

座席指定をしない場合、ランダムに席の割当が行われるので、可能であればWebで早めにチェックインすることをおすすめします。

預け入れ荷物がある場合には、そのまま正面にある荷物の預け入れカウンターで預けます。

その際に、IDの提示が求められますので、パスポートか(アメリカ在住者であれば)運転免許証を提示すれば大丈夫です。

フロンティア航空の搭乗と機内の様子 

飛行機への搭乗は、一応ゾーン1から乗り込んでくださいとアナウンスがありましたが、その後はアナウンスなし。

適当です。

ゾーン2の人も3の人も適当に乗り込んでいました。

ただし、こんな適当な搭乗のオペレーション、しかもほぼ満席状態なのに、飛行機に乗り込む通路での行列はゼロ。

かなり、スムーズに搭乗が行われたのだと思います。

不思議ですね。乗客の手荷物の数が少ないからでしょうか?

席は無駄を削ぎ落としたデザインで、かなりシンプル。

テーブルも見たことがないほど小さなテーブルが備えつけられていました。

もちろん、映画用の小型テレビ・電源はありません。

1時間の短いフライトだったので、正直この設備でも問題ありませんでした。

フライトアテンダントは愛想がいいとはいえませんが、特にこちらも用がないので無愛想でも問題ありません。

離陸前に、空席となっていた足元のスペースが広い非常口付近の席に移動した人たちがいたのですが、無愛想にフライトアテンダントが「Go back to your seats」と冷たく言い放った姿に心の中では拍手してしまいました!

フロンティア航空の機内預け入れ荷物

荷物受け取り場所に到着するとすぐに荷物が出てきました。

かなり早かったです。

サンノゼ空港のおかげなのか、フロンティア航空のおかげか分かりませんが、機内預け入れ荷物に関しては不満ゼロでした!

フロンティア航空を実際に利用した満足度

私自身LCCでも全く問題ないので、また利用すると思います。

ただ、1〜3時間ぐらいの短距離線限定かな。

まとめ|フロンティア空港は短距離線にオススメ

アメリカ・メキシコを拠点として飛行機を就航しているウルトラLCC「フロンティア航空」について搭乗した経験を紹介しました。

機内サービスの内容はウルトラシンプルですが、激安価格と預入荷物のハンドリング・ 事故の少なさは評価できます。

個人的には、1〜3時間の短距離路線にオススメです。

お得な航空券を検索するには、まずスカイスキャナーで検索してから、フロンティア航空のサイトで購入するのがオススメです。

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この記事を書いた人

35カ国旅した、旅好き会社員「みりん」です。
大学時代から旅が好きで、アイスランドやモロッコ、インドなど35カ国以上を旅しました。
今は、アメリカ西海岸で会社員やりながら、旅の資金を貯めています。

福岡▶東京でIT企業▶ヨーロッパ留学▶アメリカでIT企業▶夫婦でバックパック旅行▶アメリカでIT企業(今ココ)です。

このサイトでは、旅が好きな社会人向けに自ら体験した旅行情報を発信しています。

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